5.7.2. グラフの仕様について¶
5.7.2.1. グラフデータのプロット間隔について¶
「表示リソース期間(カスタム)」でリソースの期間を入力した場合、グラフデータのプロット間隔は内部で最適な値に計算されます。その際の計算方法は以下となります。
開始日から終了日までの期間(日数)を求める。
求めた期間から、時間を切り上げる。
グラフデータの取得量による調整を行う。
開始日から終了日までの期間が5日以上のとき:開始日から終了日までの期間(日) * 60(秒) 開始日から終了日までの期間が5日以内のとき:300(秒)グラフデータの保存期間による調整を行う。
開始日が現在時刻より63日以上前のとき:3600の倍数に切り上げ 開始日と現在時刻が63日以内のとき:300の倍数に切り上げ
5.7.2.2. グラフデータの精度について¶
各グラフデータの値は、グラフデータのプロット間隔での平均の値を取っています。従って、局所的な値はグラフとして表示されない恐れがあります。 グラフデータのプロット間隔が小さいほど正確なグラフが表示されますので、必要に応じて「表示リソース期間(カスタム)」の値を調節してください。グラフデータのプロット間隔の詳細は「5.7.2.1. グラフデータのプロット間隔について」を参照してください。
5.7.2.3. グラフデータの表示時刻について¶
各グラフデータの表示時刻は、サーバに存在する実データを表示リソース期間の開始日に合わせて順番に表示されます。従って、「表示リソース期間(カスタム)」の終了日の値によっては、終了時刻に近い一部のグラフデータが描画されない恐れがあります。 「表示リソース期間(カスタム)」で終了日を指定される際は、想定よりも5~10分程遅らせた時刻をご入力ください。「表示リソース期間(カスタム)」の詳細は「5.7.2. 表示リソース期間をカスタム入力する」を参照してください。