Accel-Mart Plus 運用者操作ガイド 第19版 2024-02-21

5.7.2. グラフの仕様について

5.7.2.1. グラフデータのプロット間隔について

「表示リソース期間(カスタム)」でリソースの期間を入力した場合、グラフデータのプロット間隔は内部で最適な値に計算されます。
その際の計算方法は以下となります。
  1. 開始日から終了日までの期間(日数)を求める。

  2. 求めた期間から、時間を切り上げる。

  3. グラフデータの取得量による調整を行う。

    • 開始日から終了日までの期間が5日以上のとき:開始日から終了日までの期間(日) * 60(秒)
    • 開始日から終了日までの期間が5日以内のとき:300(秒)
  4. グラフデータの保存期間による調整を行う。

    • 開始日が現在時刻より63日以上前のとき:3600の倍数に切り上げ
    • 開始日と現在時刻が63日以内のとき:300の倍数に切り上げ

5.7.2.2. グラフデータの精度について

  • 各グラフデータの値は、グラフデータのプロット間隔での平均の値を取っています。
    従って、局所的な値はグラフとして表示されない恐れがあります。
  • グラフデータのプロット間隔が小さいほど正確なグラフが表示されますので、
    必要に応じて「表示リソース期間(カスタム)」の値を調節してください。
    グラフデータのプロット間隔の詳細は「5.7.2.1. グラフデータのプロット間隔について」を参照してください。

5.7.2.3. グラフデータの表示時刻について

  • 各グラフデータの表示時刻は、サーバに存在する実データを表示リソース期間の開始日に合わせて順番に表示されます。
    従って、「表示リソース期間(カスタム)」の終了日の値によっては、終了時刻に近い一部のグラフデータが描画されない恐れがあります。
  • 「表示リソース期間(カスタム)」で終了日を指定される際は、想定よりも5~10分程遅らせた時刻をご入力ください。
    「表示リソース期間(カスタム)」の詳細は「5.7.2. 表示リソース期間をカスタム入力する」を参照してください。