2.1. 基盤設計¶

2.1.1.1. ELB¶

APサーバへのロードバランサとして、ALBを使用しています。

• intra-martへのアクセスは、ELBを使用してHTTPSでアクセス可能となります。

• ELBは固定のグローバルIPを保持しておらず、固定のDNSのみ保持しております。

  DNSへのAlias(CNAME)として、使用したいDNSを登録します。

  ELBのDNS例： am-elb-XXXXXXXXXXX.ap-northeast-1.elb.amazonaws.com

• 各種SSL証明書はELB上に配置されます。(SSLの終端となります。)

• ロードバランサのヘルスチェック対象として、各APサーバ上のiAPヘルスチェックを使用しております。

• セキュリティグループでの接続制限の設定が可能です。

2.1.1.2. EC2¶

APサーバ/Storageサーバ/全文検索サーバとしてEC2インスタンスを使用しています。

• 各EC2インスタンス上で動作するOSとして、Amazon Linux 2、Amazon Linux 2023およびRed Hat Enterprise Linux（RHEL）を使用しています。

• 各EC2インスタンス上で、VPC内部で使用するローカルIPおよび

  外部からの接続に使用するグローバルIPをそれぞれ保持しております。
• 各EC2インスタンスには、OSのrootボリュームとアプリケーション等で利用するdataボリュームがEBSとして付属します。

  各ボリュームの詳細については、各プランの構成詳細をご確認ください。

• セキュリティグループでの接続制限の設定が可能です。

2.1.1.3. RDS¶

intra-martのRDBMSとしてRDSを使用しています。

• 初期状態では、システムデータベースとテナントデータベース(defaultテナント)が作成されています。

• RDS for PostgreSQLまたはRDS for Oracleが提供可能となります。

• RDSはシングルAZで提供されます。

• 各種設定ファイルによる設定変更は不可となります。(postgresql.conf/pg_hba.confなど)

• RDSインスタンスは、固定のIPアドレスを保持しておりません。

  提供されたエンドポイントでの接続が必須となります。

  RDSのエンドポイント例： databasename.xxxxxx.ap-northeast-1.rds.amazonaws.com

• セキュリティグループでの接続制限の設定が可能です。

2.1.1.4. セキュリティグループ¶

各リソース(ELB/EC2/RDS)にて、セキュリティグループによる接続元制限を実施しています。

• 各リソースへの接続元IPアドレスと接続先ポート番号による制限設定が設定可能です。
• ELBに付随するセキュリティグループと、EC2・RDSに付随するセキュリティグループが存在します。

2.1.2.1. Smallプラン¶

2.1.2.2. Mediumプラン¶

2.1.2.3. Largeプラン¶

2.1.2.4. Developmentプラン¶

2.1.2.5. 全文検索サーバ¶

2.1.2.6. Customサーバ¶