Accel-Mart Plus 設定値リファレンス 第29版 2026-04-30

2.7. OS構成情報

本項では、Accel-Mart PlusのOS上の主要な構成情報について記載します。

注意

本項記載の各種設定値・構成などを変更した場合、個社環境上のintra-martや運用管理機能が正しく動作しなくなる恐れがあります。

2.7.1. OS基本情報

項目 設定値 備考
ロケール ja_JP.utf8 localectlにて設定
タイムゾーン Asia/Tokyo (JST, +0900) timedatectlにて設定

2.7.2. マウント情報

デバイス名 マウントポイント 対象サーバ 備考
/dev/xvda / 全サーバ  
/dev/xvdf /opt/accel-mart 全サーバ  
/dev/xvdg /opt/accel-mart
ストレージサーバ
All in Oneサーバ
 
10.20.0.100:/nfs /opt/accel-mart/iap_storage AP サーバ ストレージサーバ上NFSサーバをマウント

2.7.3. 主要ディレクトリ構成

Accel-Mart Plusで使用する主要なファイルは、下記ディレクトリに格納されています。
 /opt/accel-mart/
本項では、上記ディレクトリ配下の主要なディレクトリ構成について記載します。
AP サーバ(Small/Medium/Largeプラン)
ディレクトリパス 説明 備考
resin/ Resinインストールディレクトリ  
resin/conf/ Resin設定ファイル格納ディレクトリ  
resin/java_tmp/ Resin一時領域ディレクトリ  
resin/webapps/ Resinアプリケーション格納ディレクトリ  
resin/webapps/%CONTEXT_PATH%/ intra-mart格納ディレクトリ %CONTEXT_PATH%は変動
httpd/ Apacheインストールディレクトリ  
httpd/conf/ Apache設定ファイル格納ディレクトリ  
html/ Apacheドキュメントルートディレクトリ  
html/%CONTEXT_PATH%/ intra-mart 静的コンテンツ格納ディレクトリ %CONTEXT_PATH%は変動
logs/ 各種ログ出力先ディレクトリ ログ取得用ユーザ※2にてSFTP接続可
logs/resin/ Resinログ出力先ディレクトリ  
logs/httpd/ Apacheログ出力先ディレクトリ  
logs/intra-mart/ intra-martログ出力先ディレクトリ  
logs/os/ OSログ出力先ディレクトリ  
iap_storage/ intra-martストレージルートディレクトリ ストレージサーバよりマウント
iap_storage/system/ intra-mart Systemストレージ用ディレクトリ  
iap_storage/public/ intra-mart Publicストレージ用ディレクトリ  
iap_storage/public/storage/<テナントID>/ テナントID 別ディレクトリ
「ファイル操作」機能で操作可能なトップディレクトリ
Accel-Mart Plus 標準のテナントIDは「default」
iap_storage/public/storage/default/accelmart_log/ logsディレクトリ内ファイルが同期されたディレクトリ 同期仕様と利用上の注意」参照
ストレージサーバ(Small/Medium/Largeプラン)
ディレクトリパス 説明 備考
cassandra/ Cassandraインストールディレクトリ  
logs/ 各種ログ出力先ディレクトリ ログ取得用ユーザ※2にてSFTP接続可能
logs/cassandra/ Cassandra ログ出力先ディレクトリ  
logs/os/ OSログ出力先ディレクトリ  
/nfs/ NFSサーバ用ディレクトリ※1 各 AP サーバへマウント
/nfs/system/ intra-mart Systemストレージ用ディレクトリ※1 ストレージファイルアクセス用ユーザ※2にてSFTP接続可能
/nfs/public/ intra-mart Publicストレージ用ディレクトリ※1 ストレージファイルアクセス用ユーザ※2にてSFTP接続可能

注意

※1 上記のnfsディレクトリに関してはフルパスで記載しています。
その他のファイルと違い /opt/accel-mart/ 配下ではないのでご注意ください。
All in Oneサーバ(Developmentプラン)
ディレクトリパス 説明 備考
resin/ Resinインストールディレクトリ  
resin/conf/ Resin設定ファイル格納ディレクトリ  
resin/java_tmp/ Resin一時領域ディレクトリ  
resin/webapps/ Resinアプリケーション格納ディレクトリ  
resin/webapps/%CONTEXT_PATH%/ intra-mart格納ディレクトリ %CONTEXT_PATH%は変動
httpd/ Apacheインストールディレクトリ  
httpd/conf/ Apache設定ファイル格納ディレクトリ  
html/ Apacheドキュメントルートディレクトリ  
html/%CONTEXT_PATH%/ intra-mart 静的コンテンツ格納ディレクトリ %CONTEXT_PATH%は変動
logs/ 各種ログ出力先ディレクトリ ログ取得用ユーザ※2にてSFTP接続可能
logs/resin/ Resinログ出力先ディレクトリ  
logs/httpd/ Apacheログ出力先ディレクトリ  
logs/intra-mart/ intra-martログ出力先ディレクトリ  
logs/os/ OSログ出力先ディレクトリ  
logs/cassandra/ Cassandra ログ出力先ディレクトリ  
iap_storage/ intra-martストレージルートディレクトリ  
iap_storage/system/ intra-mart Systemストレージ用ディレクトリ ストレージファイルアクセス用ユーザ※2にてSFTP接続可能
iap_storage/public/ intra-mart Publicストレージ用ディレクトリ ストレージファイルアクセス用ユーザ※2にてSFTP接続可能
iap_storage/public/storage/<テナントID>/ テナントID 別ディレクトリ
「ファイル操作」機能で操作可能なトップディレクトリ
Accel-Mart Plus 標準のテナントIDは「default」
iap_storage/public/storage/default/accelmart_log/ logsディレクトリ内ファイルが同期されたディレクトリ
ストレージファイルアクセス用ユーザ※2にてSFTP接続可能
cassandra/ Cassandraインストールディレクトリ  

コラム

※2 SFTP 接続の手順については、「Accel-Mart Plus スタートアップガイド」-「SFTPを利用したファイル操作」を参照ください。
※2 ユーザ名は開通通知書または契約内容参照画面を参照ください。

2.7.4. ログディレクトリ

accelmart_log/ は、各 AP サーバおよびストレージサーバのログファイルを参照するためのディレクトリです。

本ディレクトリは、「主要ディレクトリ構成」では以下のパスで記載しています。
  • iap_storage/public/storage/default/accelmart_log/
以下に格納場所の構成と利用上の注意事項を記載します。
ディレクトリ構成(Small / Medium / Large プラン)
階層構造 説明  
└ /default    
 └ /accelmart_log ※1    
  ├ /storage ストレージサーバのログ  
  │ ├ /cassandra Cassandra のログ  
  │ └ /os ストレージサーバの OS ログ  
  └ /%サーバ名% ※2 各 AP サーバ名  
   ├ /httpd Apache のログ  
   ├ /intra-mart intra-mart のログ  
   │ ├ /platform Accel Platform のログ  
   │ └ /product Accel Applications のログ  
   ├ /resin Resin のログ  
   └ /os AP サーバの OS ログ  
※1 バーチャルテナントの場合においても、AP サーバおよびストレージサーバのログは default テナント配下の accelmart_log/ に集約されます。
※2 「%サーバ名%」について、ファイル階層構造は構築した AP サーバ台数によって異なります。

 ・AP サーバ 1 台の場合:/accelmart_log/ap01/{各ログディレクトリ名}
 ・AP サーバ 2 台の場合:/accelmart_log/ap01/{各ログディレクトリ名}
             /accelmart_log/ap02/{各ログディレクトリ名}
 ・AP サーバ 3 台の場合:/accelmart_log/ap01/{各ログディレクトリ名}
             /accelmart_log/ap02/{各ログディレクトリ名}
             /accelmart_log/ap03/{各ログディレクトリ名}

コラム

Development プランのディレクトリ構成

Development プランは All in One サーバ構成のため、ストレージサーバが独立して存在しません。
そのため、/storage ディレクトリは作成されず、Cassandra のログを含むすべてのログが AP サーバ配下に格納されます。
ディレクトリ構成(Development プラン)
階層構造 説明
└ /default  
 └ /accelmart_log  
  └ /ap01 All in One サーバ
   ├ /httpd Apache のログ
   ├ /intra-mart intra-mart のログ
   │ ├ /platform Accel Platform のログ
   │ └ /product Accel Applications のログ
   ├ /resin Resin のログ
   ├ /os OS ログ
   └ /cassandra Cassandra のログ(AP サーバ配下に格納)

コラム

Accel-Mart Plusの各種ログに関する情報は、「Accel-Mart Plus 設定値リファレンス」-「ログ設計」を参照ください。

2.7.4.1. 同期仕様と利用上の注意

accelmart_log/ 配下のディレクトリは、AP サーバおよびストレージサーバのログ領域を定期的に同期するためのディレクトリです。
複数サーバに分散したログファイルを一箇所から参照できるようにするための仕組みであり、AP サーバおよびストレージサーバのログ領域を定期的に同期しています。
用語 内容
同期 送信元のファイルを宛先に定期的にコピーし、内容を一致させることです。
同期元 実際のログ出力先ディレクトリ。AP サーバおよびストレージサーバ上の /opt/accel-mart/logs/ に該当します。
同期先 同期元からファイルを受け取る参照専用ディレクトリ。accelmart_log/ 配下のディレクトリに該当します。
本ディレクトリは以下の仕様に基づき動作します。
  • 同期は定期的(5分間隔)に実行されます。
  • 同期先の内容は、同期元の内容で上書きされます。

注意

  • 本ディレクトリは、直接的なファイル配置や永続的な保管領域としての利用は想定しておりません。
    ストレージファイルアクセス用ユーザでファイルをアップロードする際は、accelmart_log/ 配下を除くディレクトリに対して行ってください。
  • 同期先ディレクトリに対して直接ファイルをアップロードした場合でも、次回同期時に削除される可能性があります。

コラム

ログファイルにアクセスする方法は、以下のとおりです。
  • ログ取得用ユーザ で SFTP 接続を利用して取得する(リアルタイム参照可)
  • ストレージファイルアクセス用ユーザ で SFTP 接続を利用して取得する
  • 「ファイル操作」機能を利用して取得する
SFTP 接続を利用したログの取得手順については、「Accel-Mart Plus スタートアップガイド」-「SFTPを利用したファイル操作」を参照ください。

「ファイル操作」機能の詳細な操作方法については、「intra-mart Accel Platform システム管理者操作ガイド」-「ファイル操作」を参照してください。

「ファイル操作」機能を使用してログファイルを取得する際に参照するディレクトリは、以下のとおりです。
  • default/accelmart_log/%サーバ名%/
../../_images/hierarchy.png
Accel-Mart Plus のリアルタイムのログ取得が必要な場合は、ログ取得用ユーザでの SFTP 接続を推奨します。
ストレージファイルアクセス用ユーザや「ファイル操作」機能では、同期後のファイルのみ参照可能です。