Accel-Mart Plus サービス仕様書 第35版 2024-04-24

9. 制限事項・留意事項等

9.1. サービス内容について

  • 本サービスの提供区域および準拠法については、利用規約 第43条をご覧ください。

  • 本サービスの海外利用については、利用規約 第44条をご覧ください。

  • 本サービスは、インターネット環境からのアクセスを前提としております。

  • 当社の提供するドキュメントに記述の無い全ての事柄は保守サポート対象外です。

  • 標準外のインフラ構成による各種設定変更を行った場合、ご契約者様の責任にて稼働・運用していただく必要があります。
    提供基盤以外の起因による不具合については、当社は一切の責任を負いません。
  • バックアップ/リストアは当社で実施いたしません。ご契約者様でのご対応が必要となります。

  • 本サービスに受信メールサーバは含まれておりません。送信メールサーバ(SMTPサーバ)は標準提供しますので、
    ワークフローなどシステムからのメール通知を行うことは可能です。

9.2. intra-mart製品について

  • intra-mart製品の仕様については、製品情報サイト※にて、intra-mart各製品のドキュメントをご覧ください。
    これらドキュメントに記載された内容が保守サポート対象となります。
  • IM-Notice の モバイル通知機能(※) をご利用される場合は、通知用のサービスをお客様にて準備・構築していただく必要がございます。
    (※)「モバイル通知機能」 … 各種お知らせをモバイル端末へリアルタイムにPush通知する機能
    IM-Notice のセットアップについては、「intra-mart Accel Platform セットアップガイド」-「IM-Notice」を参照ください。
  • ただし通知用のサービスは、お客様側にて準備・構築していただく必要があります。(下記のイメージ図参照)
    ../../_images/aws-sns-ios.png
  • 「warによる複数テナント」方式でのマルチテナントは不可となります。この方式の詳細は、以下を参照ください。
  • クライアント要件に関して、セキュリティプロトコルはTLS 1.2以上のみ通信可能となります。その他については各製品のリリースノート記載内容に準拠します。

  • 対応規格、各制限事項などは、各製品のリリースノート記載内容に準拠します。

  • クライアント証明書による認証機能には、対応しておりません。

  ※ 製品情報サイト:http://www.intra-mart.jp/download/product/index.html

9.3. 標準ドメイン(*.accel-mart.com)利用時の送信元メールアドレスについて

標準ドメイン(*.accel-mart.com)をご利用の場合、送信元メールアドレスを「no-reply@mail.xxx.accel-mart.com」に設定してください。
(「xxx」は、本サービス申込時のホスト名に置き換えてください)
この設定を行わない場合、以下の理由によりメールが正しく送信されない場合があります。
  • 迷惑メールと判定される。
  • 受信側のメールサーバに拒否される。
2024年02月01日からGmailガイドラインが提示されており、Accel-Mart Plus においても送信者ガイドラインに則り、送信元サーバの設定としてメール信頼性向上の設定を行っております。
詳細につきましては、Google社が掲載している「メール送信者のガイドライン 」をご確認ください。

警告

Accel-Mart Plus からメールを送信する場合、以下のルールを遵守してください。
記載のルールは「accel-mart.com」ドメインをご利用されている全てのお客様が対象となるため、
メール送信時の運用については、十分ご注意ください。
  • 送信元メールアドレスを「no-reply@mail.xxx.accel-mart.com」に設定してください。
  • 大量のメール送信を行わないでください。
  • 許可なく他のドメイン、または、送信者になりすまさないでください。
  • 同じメッセージ内に異なる種類のコンテンツを混在させないでください。
  • 希望する対象者にだけメール送信を行ってください。
  • メール転送を行わないようにしてください。
  • マーケティングメールや定期購読メールの送信を行わないでください。

本ルールに則れない場合、独自ドメインの利用やお客様にてメールサーバをご用意いただくことを推奨いたします。

送信元メールアドレスの設定方法は、個社環境の状況によって異なります。

1. intra-mart Accel Platform 2023 Spring 以降のバージョンをご利用の場合
  • conf/rewriting-mail-address-config.xml の設定例:

    <from-address-rule enable="true">
       <address regex="^.*$" replacement="no-reply@mail.xxx.accel-mart.com">
         <personal regex="^.*$" replacement="no-reply@mail.xxx.accel-mart.com" />
       </address>
  • なお、本サービス申込時に intra-mart Accel Platform 2023 Spring 以降のバージョンを指定した場合、既に上記の設定が行われております。
2. intra-mart Accel Platform 2022 Winter 以前のバージョンをご利用の場合
3. 2020年6月10日より前に新規開通された個社環境の場合
  • Accel-Mart Plus サポート窓口にお問い合わせください

注意

送信元メールアドレスに独自ドメインのメールアドレスを使用する場合は、お客様自身でメール送信サーバ(SMTP サーバ)をご用意ください。
また、本サービス申込時に intra-mart Accel Platform 2023 Spring 以降のバージョンを指定した場合、「 メールアドレス書き換え設定 」の enable 属性を false に設定してください。

conf/rewriting-mail-address-config.xml の修正方法
  • 修正前
    <from-address-rule enable=”true”>
  • 修正後
    <from-address-rule enable=”false”>

9.4. ログ収集について

  • ログはご契約者様のお問い合わせ対応、および障害の原因究明などの本サービスの品質向上
    その他本サービスを運営するために必要な範囲において、利用することがあります。
    なお、法令に基づく司法/行政関係の命令や指示に従い、ログの開示請求があった場合には開示することがあります。
  • 利用者の利用状況を把握するために、個人を特定する情報を含まずにアクセスログを収集します。
    アクセス状況に関する統計分析・管理、利用品質の向上を目的としており、それ以外に利用されることはありません。
  • 当社は、原則としてご契約者様のユーザ情報やコンテンツに対するアクセスはいたしませんので、
    ご契約者様のユーザ情報およびコンテンツ情報についてのお問い合わせには回答できません。
    ただし、本サービスの保守、もしくは障害防止等の対応で必要な場合に限り、ご契約者様から同意を得た上でアクセスする場合があります。
    なお、法令で義務づけられる場合はこの限りではありません。

9.5. ロードバランサとRDS(データベース)のIPアドレスについて

  • ロードバランサは固定のグローバルIPを保持しておらず、固定のDNSのみ保持しております。
    DNSへのAlias(CNAME)として、使用したいDNSを登録します。
    ロードバランサのDNS例: am-elb-XXXXXXXXXXX.ap-northeast-1.elb.amazonaws.com
  • RDSインスタンスは、固定のIPアドレスを保持しておりません。
    提供されたエンドポイントでの接続が必須となります。
    RDSのエンドポイント例: databasename.xxxxxx.ap-northeast-1.rds.amazonaws.com

9.6. その他

  • Accel-Mart Plusを利用して開発を行ったプログラム/データをAccel-Mart Plus以外の環境に移行した場合、OSやソフトウェアバージョン等の環境差による影響でプログラムの挙動やデータの見え方が異なる場合があります。
  • 個社環境に対する負荷試験・性能試験を実施される際は、事前に弊社サポートまでご連絡いただけますようお願いいたします。
  • 環境開通のご案内や障害情報について、Accel-Mart Plusサポート窓口<support@accel-mart.com>よりメールにてお知らせします。
    Accel-Mart Plusサポート窓口<support@accel-mart.com>からのメールが届くように、受信メールのフィルタリング設定等を実施ください。
  • ネットワーク利用量を著しく超過した場合は、追加請求させていただく場合がございます。
  • サービス設定」からサービスを停止すると、 個社利用環境はメンテナンス画面が表示され利用できなくなるため、サービスの停止は行わないでください。
    定期メンテナンス前の事前作業として個社利用環境のバッチ処理の停止を行いたい場合は、「テナント管理」→「ジョブ管理」→「ジョブネット設定」を開き、各ジョブネットのトリガ設定からジョブの無効化を行ってください。