Accel-Mart Plus サービス仕様書 第38版 2024-11-20

3.5.3. アンチウィルス(ClamAV)

Accel-Mart Plusでは、お客様環境の仮想サーバ(EC2)に対しウィルス検知・駆除を行うことが可能です。
本章では、ウィルス検知・駆除に関する概要と各種制約事項について記載いたします。

3.5.3.1. 概要

個社利用環境の仮想サーバ(EC2)毎にウィルス定義更新/ウィルススキャンを行います。
ウィルス検知した際には隔離・駆除を自動実施し、弊社にて環境確認※1を行った上で運用担当者様宛にご連絡いたします。

コラム

※1:アンチウィルスソフトからのアラートメールを受け、ウィルススキャンを行い再検知しないことを確認します。

注意

弊社での環境確認および運用担当者様へのご連絡は、弊社サポート窓口の営業時間内での対応となります。

3.5.3.2. 対象となる仮想サーバ(EC2)

対象となる仮想サーバ(EC2)は以下となります。

  • APサーバ
  • Storageサーバ
  • 全文検索サーバ
  • カスタムサーバ

3.5.3.3. スキャン設定

スキャン設定は以下となります。

主なスキャン設定一覧
設定 備考
スキャン実行日時 毎週 日曜日 6:00  
スキャン除外ディレクトリ
/dev/
/proc/
/sys/
 
検知対象ファイル保存期間 31日 検知後はzip圧縮され保存

注意

スキャンの個別設定(実行日時、各種パラメータ調整等)は対応不可となります。

3.5.3.4. 制限事項

  • ウィルス検知後のデータ復旧につきましては、対応不可となります。
    データ復旧につきましては最終バックアップからとなりますため、定期的なバックアップ実施をお願いいたします。
  • ウィルスに関する情報提供及び対処方法についてのお問い合わせには回答できません。